メルマガ 2022年の景気と不動産市場について

《正月にお客様にメールをしましたメルマガをHPにアップいたします。》

メルマガを書くのは一年ぶりになります。
2020年の年末、2021年(昨年)は、ダウと米経済が急落すると書きましたが、見事にはずれ、この一年はまさにコロナバブルになりました。
誠に申し訳ございませんでした。

物事には、季節があり、春に種をまき、芽が出て新緑がまぶしく、花が咲き誇る夏になり、そして、秋になると実をつけ、葉は紅葉に色づき、激寒の冬には落葉する。しかし、草木が芽吹く準備に入る。
何事にも始まりがあり、終わりがあり、それは日本とアメリカ経済も同じで、まさにそれはサイクルです。

私は、米の終焉を今まで強調して話してきましたが、私が話したい一番重要な事は、今後日本がバブルになるという事です。

私の考えは十数年前と全く変わっていません。
私が不動産屋になったきっかけは、お金が無い私が、再度起業できる仕事が何かと考えた時、日本が今後バブルなるから不動産屋になると決め、フルコミの営業に雇って雇って頂いた事が始まりです。
その当時景気はまだ低迷していて、お客様に「日本がバブルに向かう、不動産は上がり、株価は7万円になる。」と私がよく言いましたが、誰も信じてくれませんでした。
でもその後10数年経ち、着実にインフレは進みつつあり、日本は今バブルに片足を突っ込みました。


極寒の落葉の冬の日本橋箱崎の冬景色

私の頭に描く将来の日本

2021年年末にダウはトップをつけて、2022年前半にダウは大きく下落し始め、その下落の際、大きく下抜けて、それはダウの長期サイクルの終焉になり、2022年(今年)世界は長い低迷に陥ると、年末まで私は、そう考えていましたが、年初に、その考えは間違っていたのかもしれないと思い始めました。
2021年11月8日のダウの36,560ドルが、長期サイクルがトップだと思っていましたが、年末年初にダウはこの価格を超えてきからです。

いずれにしろ今のダウは、2022年前半で、上がり過ぎたので一度調整すると思います。

もし、ダウの2022前半の下落がもし、(例えば)たかが10%位くらいの調整で終わるなら、今回も前と同様にこの調整が絶好の買い場になり、その後反転し、更に上に行き最高値を更新し、2022年の秋から年末頃?に最後のトップを着け急落し、2023年は世界が厳しい年になるのではと、年初に私は考え始めました。
いつダウがトップを着けるのかはとても難しいのですが、私は2022年(今年)の終盤と今は考えています。

今、東京の不動産は大きく上昇し、我々不動産業者は高値でも買うしかなくなり、会社によっては高値の在庫が山積みになっています。
新築戸建ては売れに売れて、戸建て用地を戸建て業者が、高値で買いあさっています。
マンション用地は、高くて手が出ないうえに、物件がありません。
区分の買取り再販業者が高くて区分を仕入れられないので、新築の区分を買って、完成後販売していると数行の担当者から聞きました。
リーマン前のミニバブルに似ているような気がするのは私ばかりでしょうか?
クラッシュは、何の前触れもなく、急に訪れます。
我々の仕入れ資金の融資期間は1年で、もしクラッシュが起きたら、高値で仕入れた在庫は、銀行主導で売れる価格で売らなければなります。
しかし投げ売りが出ても、投げ売りを買う人が現れ、不動産はとても活況に取引される事になります。
リーマンショックの時に実際に起きた話です。

私は、2022年が厳しくなると真剣に考えて、昨年の春から物件を買わず、売る事だけに専念してきました。
(今回はその考えは間違っていたのかもしれませんが。)
我社にとって決して楽な1年ではありませんでしたが、意に反し、前期は見た目の話ですが、売上が上がり、在庫が少なくなり、対銀行には結果としていい決算書になりました。
もしクラッシュが起き、不動産の投げ物がでるなら、買っていければいいと思いますし、営業の増員もしたいと思っています。
なぜなら世の中が大きく変わる時は、人の裏道にチャンスがあると思っていますが、今は正しいかは分かりません。

日本は米に引きずられ2023年は低迷するかもしれませんが、その後、2024年頃から低迷する世界を横目に見ながら、世界中のお金を集め、ただ一人独走していく、そんな日本の将来を私は頭に描いています。
もうすでに日本はバブルに片足を突っ込んでいて、2024年・2025年から、日本はバブルへと大きく舵を取ると私は思っています。
バブルになるなら、世界で最も上がる不動産は、東京だと思います。
もし、2024年以降、この水準から上離れるなら、我々は考え方を変え、何としてもインフレついていくのが正しいと私は考えます。
この1~2年は、あなたにも私にもとても大切な時間帯であります。

春の開花を待つ梅の木


春を待つ、赤く染まった金のなる木


最後に、私がこれはいいのかと思う、投資をふたつご提案します。
(分かり切った事など書くな、いい加減な事書くな、と言われそうですが、正月ですので、気軽にご覧ください。)

1.晴海フラッグ
今年三回目の募集をし、応募者が殺到し、30分で募集枠が売り切れ、倍率は高いもので100倍を超しました。
どれも部屋が広く、安いものは坪250万円からあり、平均は坪300万円位で、引渡しは2024年の3月。
坪250万円は2024年の引渡しの時点で、坪400万円またはそれ以上になると私は信じています。
私は、入札にはとても強く、勿論我社はすでに契約済みです。
宝くじは買わなければ当たりません。

2.ニーサ
(そんなのとっくにやっていると言われそうですが)
私は二度と株はやらないのですが、妻が私の話を聞いて、株を買おうと言い出したので、もし日本株が下がるなら、日本株のみのニーサの範囲ならいいと答えました。
(私は昔日経先物しかやっていなかったので、個々の銘柄やニーサの事は一切分かりません。)
妻に言いました、買うなら下がった時の純粋な日本株か日本株の投信で、そして、売り買いせずに持ち続ける事が大切だと。
インフレの時は、結果的に、途中へたな売り買いをせず、株をずっと持ち続けるのが一番儲かると、経験者の私からの助言です。
ニーサは、ふるさと納税と同じ、国民の特典であります。
以前私が話した株価が7万円になるとの根拠は何もなく、バブル崩壊後の日経のボトムが、確か6,980円だったので、何も考えずに単純に、その10倍が7万円だったからです。
ただ、直近の日経の動きを見ると、株価が10万円でもおかしくないと思いました。
毎年ニーサの範囲の120万円を買い続けていったら、2035年にひと財産になるかも?と、あくまでも私はっています(個人的な話ですし、私は一切しませんが。)

長いメルマガを最後までお読みいただきありがとうございます。
お客様のご要望に応えられるよう努力をしてまいります。
今年も今迄同様よろしくお願いいたします。
2022年元旦
株式会社べるでん
鈴木康純


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