久しぶりにメルマガを書かせていただきます。
年末から公私共に色々あり、6月には仕事の合間に、2週間欧州に行き、とても忙しいこの半年でした。最近、私が肌で感じる日本の不動産事情や景気、取引先の金融機関から聞いた今の銀行スタンスの話、弊社が春先に、何故所有物件の借り換えをしたかの対銀行の融資の話、今回2週間かけて旅行してきたヨーロッパ(スイス・イタリア・スペイン・ドイツ)のとても興味が有り、どうしても体験したかった超インフレ鍋の物価(スーパー・飲食・ホテル・不動産)等を2~3回位に分けて書かせて頂ければと思います。
思いついた事をランダムに書かせていただきます。
・私が、もうそろそろと言い続けて、ダウ40,000ドル、日経平均40,000円、ドル円160円になり、とうとうここ迄来てしまった。罫線、経済指数、数値、サイクルなど難しい事を考えず、単純にこの相場を傍観していて、「さすがにやり過ぎじゃないの」と思うこの頃。1ユーロが170円は、ヨーロッパ旅行をする人には、余りに可哀想すぎる。これだけの相場なので、一度に下げる事はないと思うが、もし大きく風向きが変わるなら、年末位ではないかと個人的には思っている。
尚、このメルマガは、ヨーロッパ旅行から、帰って来た時に大体を書き上げていたのですが、忙しくて完成しての配信が出来ていなかったので、この数日、円高になり、日経平均が少し下げたので、書いたのではございません。
・マンションや戸建てが高騰し、新規のダブルローンでは、買えなくなってきた。不動産屋という職業柄、「これ以上上がったら誰も買えない。この後不動産は上がるのか?下がるのではないか?」等とよく質問をされる。私の答えは、「上がる。」です。確かに、都内に新規の住居を買うのは難しくなってきた。でも、既に住居を都心に持っていて、それが、返済が進んでいて、価格が上がっていて含み益があるなら、新規の住宅は買える。それは、住むための家かもしれないし、投資としての購入かもしれない。私の不動産投資のお客様でも、10数年前から投資をしていて、大成功した方もいるし、その頃購入したいい物は、倍以上になっている。
不動産の人気が人気を呼び、買う人がいる、だから日本の不動産は上がる。別のメルマガに書くが、不動産は高くなったが、日本はまだバブルの水準ではない。
・不動産投資にも色々投資があるのだと思った最近の事を書きます。
晴海フラッグが当選したので、自宅のタワーの区分の売却をしたいとのご依頼で、仲介をして直ぐに売却に至った。その方は、昔から区分マンションを買っては、賃貸し、その後に売却をしてきた。現金で購入したそのタワーが8年で倍になったのも凄いと思ったが、その後驚いたのは晴海フラッグを既に現金で購入していた。今、晴海フラッグの販売は過熱しており、分譲価格の倍位で取引をしている。まさに大成功した不動産投資法である。この方は、普通のサラリーマンでした。今何かを買いたいと言っている。上記に書いた、実需でなくても、人気が人気を呼び、買える人が投資をする、だから、「まだ日本の不動産は上がる」、そのままである。ただ、何でも一本調子には上がらず、必ず上げ下げがある。私は、日本はまだ欧米の様にバブルではないと思っている。
次回は、バブルについて書いてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2024.8.1
べるでん鈴木