昨日、横浜で昼からある会があり、出席しました。
当り前ですが、横浜はたくさんの人でにぎわっていました。
私は、独立する前、横浜の不動産会社で働いており、神奈川県の事はよく知っているつもりです。
私が勤めていた当時から、横浜を中心とする収益物件は、イメージがよく、利回りが高いので個人投資家に人気がありました。
ただ、皆が思う横浜のイメージは、横浜駅やレンガ倉庫などの素晴らしいイメージですが、横浜市〇〇区という「なんちゃって横浜」は、坂が多く、家賃が安く、入居率がよくない所が多く、私の考える投資対象とは違うケースがよく有りました。
横浜中心にアパートを大量に建築販売している会社の私と仲が良かった営業が、(彼らは自分で仲介した物件を管理するのでその後の入居を考えると)神奈川県のいい投資対象は、川崎迄で、川崎は鉄板だととよく話していました。
横浜やその先もいい所はありますが、昔も今も、私もその人と同じ考えです。
人口が減少する中、首都圏は、段々に東京へと人気のエリアが縮小して来ています。
川崎は、駅から離れたところに工場があり、バス便が非常に発達していて、駅から離れていても入居率が高く、駅から離れていても問題はありません。
そして、繁華街、ソープ、競馬場、工場とまさに飲む打つ買う仕事が全て揃う街です。
ただ、その頃の川崎のイメージはあまり良くなく、やくざや風俗という様なマイナスのイメージがありました。
ある時、収益物件に向くソープの近くの安い土地があり、内見に行きました。
私は、たとえソープのそばでも、駅に近い立地でちゃんとした物件を建築すれば賃貸の入居には問題ないと考えていました。
しかし、そのそばに暴力団の事務所があり、怖そうな方たちがたむろしていて、これは流石に無理だと思いました。
(昔の関内もそういう所でした。)
その頃に、川崎にラゾーナが出来土地を内見に行きました。
現地に行くと、まだ裏にも空地があり、たいしたショッピングセンターではないという印象で、その割には土地が高いと思ったのですが、今思えばとてつもなく安かったのでしょう。
その後たまに、川崎に行く事はありましたが、ラゾーナの中まで行く事は有りませんでした。
昨日、横浜の会が終った後、ラゾーナに行き、お酒を飲みました。
まず、駅に降りて、余りの人の多さにびっくりし、その後ラゾーナの人の多さと、その賑わいに再びっくりし、興奮しました。
友人は、私が興奮して「凄い、凄い」を連発していると言っていました。
(不動産が好きなので、不動産と本来は関係ない事なのに、つい不動産の事を考えてしまいます。)
多分川崎の不動産は高くなったのでしょうから、投資対象としてはどうかは分かりませんが、開発により、街のイメージがこれだけ変わってしまうのだと実感させられました。
不動産投資は、先を見て投資しなければならないのだと、再確認しました。