
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
今年、2026年3月の年度末が終わり、やっとひと息ついております。このブログは、既に原稿が出来ていましたが、日々忙しく写真などの校正が出来ておらず、送れていなかった2年前の旅のブログを配信させて頂きます。私は、当時、欧米がバブルではないかと思っていて、実際に旅先でそれを見てみたいと思っていました。これを送らないと、ここまで作っていたので、悔いが残るのでお付き合いを頂ければ幸いでございます。
2026年4月5日
鈴木康純
ここからは2年前に書いたブログです。
私が感じたヨーロッパの景気や不動産の事を、2回に渡り書いてきましたが、バルセロナ特にサグラダファミリアとドイツのバーデンバーデンの事を前回のメールで書ききれなかったので、不動産や景気の事を交えて、素晴らしい建物と街並みと共に、書かせていただきます。
バルセロナ
ローマで家族と別れて、夫婦でバルセロナ(スペイン)と、バーデンバーデン(ドイツ)の友人宅に泊めて頂いた。バルセロナに着くと、夫婦が迎えに来てくれていて、車でバルセロナの街を通ると、想像と違い、街のスケールが大きかった。バルセロナの建物を見るのが楽しみだった。特に、サグラダファミリアがどれ位素晴らしい建物かを見たくてワクワクした。
バルセロナは地下鉄が発達しており、
自宅は、バルセロナから地下鉄で15分位行った小高い山の住宅街に有り、バルセロナは古い家が多いのですが、自宅は小ぶりな新しいマンションで、各階一部屋の5〜6階のマンションの最上階で、バルコニーが70平米〜80平米で街と山が一望できるとても景色がいい素晴らしいマンションだ。
2〜3ヵ月に1度位来るらしい。スペインは物価が安いので、チューリッヒとの比較で、臆測・3億円で買ったのではないか?と思う。(その後上がったと思う)
自宅のベランダでくつろいでいると、こんな私でもお金持ちになった様な気がした。
朝、ドイツ人のご主人と二人で坂道を朝食のパンを買いに行くのが日課だった。焼きたてのパンは、4個で62€で、日本と同じ位の価格だった。バルセロナは奥様が昔ヨーロッパで初めて住んだ街で、二人が好きな街だと思う。
夜夫婦の知人(現地に住む普通の日本人)と一緒に居酒屋で飲んだ時、街の建物は古い建物ばかりで、(酔っていて家賃は覚えていないが)家賃は高くないが、水回りや漏水は日常茶飯事で、修理を依頼しても直ぐに来ない、いい加減な国民性だと言っていた。お兄さんが勤めている日本式のおにぎり屋(実際に見に行った)は、そこそこいい場所だったが20坪位で確か家賃が30万円しなかった。物価は安く、市民の景気は良くない。ご夫婦の生活とはとてつもない違いだ。貧富の差が大きい。
居酒屋の会計の時、「ちゃんとレシートを見ないと上乗せされる時があるから危ない」とバルセロナに住む知人が教えてくれた。居酒屋の価格は日本と変わらなかった。イタリアとスペインは、スリが多いと聞いたので、100均のサイフに新聞紙を入れて、ズボンのポケットにサイフが見える様に入れたが、盗まれなかった。Hに「どうして誰も私のサイフを盗んでくれないの?」と言った。(笑)











サグラダファミリア
サグラダファミリアには、地下鉄で行った。駅を降りると直ぐに目に飛び込んできた。
言葉では言い表せない素晴らしさだった。(写真を見てください。)
写真は多くないのですが、これは実際に見ないとその素晴らしさは分からない。
(ツアーでない時は、ヨーロッパの有名な観光スポットは必ず前もって前売り券を買っておく事、サグラダファミリアも)
その後、港に行き、ご主人が予約してくれたパエリア店に行った。価格は前のメルマガに書いたが、高くなかった。港の近くには、豪華な昔の建物が多くあり、コロンブスが新大陸から新しい作物や動物、技術などの新しい文化と莫大な富をスペインにもたらし繁栄したのだろうと思った。栄える国と、富は、それぞれの時代と共に、移っていくもだと実感した。






バーデンバーデン
飛行機でご夫婦とドイツのバーデンバーデンへ
ハードスケジュールだったが、ご主人が、自慢の新築のRCの自宅を見せたかったと思った。我々が初めてのゲストだった。バーデンバーデンは、軽井沢の様な避暑地で、古い豪邸が建ち並ぶ街で、街を歩いている人は気品があり、皆お金持ちに見えた。ご主人の4層×80平米?位の一棟RCは完成したばかりで、典型的なドイツ人で、全ての細かい事に気を使うHが設計し、熟練の職人と話し合いながら、3年間に渡り、凝りに凝って建築した豪邸です。その価格は聞けなかったが、隣地の古い歴史のある木造の3階建てが45憶円だというので、新築RCのこの家は幾らなのだろうか。(今はもっと高くなったか?)写真では、よく見えないと思うが、家具や飾り物はとても素晴らしい物ばかり。ドイツ人のHは、最後はここに住みたいと思っているのかもしれない。
平坦な街の中心地から少し登った豪邸が並ぶ住宅地に家があり、ここでも朝彼と二人で焼き立てのパンを買いに行った。家からは反対側の山に同じ様に家々が建ち並んでいて、ジョン・F・ケネディーの別荘やイギリスの皇太子などの豪邸が建っていて価格がとても高いと言っていたが、幾らか想像がつかない。彼は、子供の頃貧しく家庭環境が良くなかったので、少し似た様な境遇の私とは気が合った。頭が良く技術者の彼はゼロから自動車の部品を作る会社を作り、数百人規模までして、最後は会社を売却して引退をした。経営者としての彼の話を聞きたくて、毎晩二人で日本から持参した日本酒を飲みながら話をした。
二日目は、昼は有名なケーキショップでケーキを食べコーヒーを飲んだ。夜は、本場のビアガーデンに行った。びっくりする値段ではなかった。
最後の晩、街を散歩し、美術館に行き、コンサートに行った。その際、バイオリンの演奏を聴いている時、眠くなって寝そうなったら、彼が横でいびきをかいて寝ていた。(笑)その後、予約していたフランス料理店に行った。お金持ちの休暇は品がある。食事はアラカルトで頼み、そんなに食べなかったし、家にあるからデザートは頼まなかった。値段は4人で、388€だった。円安を考慮し、日本の高い店と比較すると、同じ位だと思った。








ヨーロッパの景気
私が旅先で見たヨーロッパはあくまでも観光地で、私が今回感じた事は、ヨーロッパは間違いなく景気が悪い。
貧富の差が、日本とは比べ物にならない程とても大きい。
夫婦の息子と娘夫婦のチューリッヒの中流の働き盛りの人が給料が高くても物価が高くて生活が苦しい話や、バルセロナに住む庶民の日本人話を聞き、各国のスーパーの商品の価格を見て納得した。でも、ご夫婦の様なお金持ちがいて、貧富の差があり、多くの人々が今の生活に不満を持つ。ウクライナの事も景気に追い打ちをかけた。どこかで、欧州はバブルがはじけて下振れすると確信した。
今2024年の日本は庶民の景気が悪い、でもそれはヨーロッパの景気の悪化とは違う、まだまだ日本はバブルではないと思う。これから日本は、バブルに段々と向かい、その後いつかバブルがはじける、その時の日本の姿がこれからのヨーロッパかもしれない。日本のそれは相当先だと思う。貧富の差は段々と起きる。我々は、何としても、日本のインフレの流れについかなければならない。長い話を3回に渡りお読み頂きまして有難うございました。
ここまでのメルマガは、2024年に書いたものです。
その後、ドイツを始めとするヨーロッパの景気が悪くなり、各国が利下げをした。庶民の不満が爆発しデモが各地で起きた。そして今年米イスラエルによるイラン攻撃があり、石油価格が急騰している。世界と日本の経済・景気はどこへ向かうのだろう。
最後までお読み頂き有難うございました。
2026年4月5日
鈴木康純