メルマガ「変わりゆく東京」

いつもお世話になりありがとうございます。

今日からGW休業でゆっくり起きてのんびりし、久しぶりにメルマガを書いています。今迄アメリカのダウの急落により、世界の景気が後退すると一貫して話してきましたが、とうとう下がらずにここまで来ました。昨年秋に新書籍を出版したのには、昨年の10月に米景気がいよいよトップを付けて、ダウが急落するタイミングだと思ったからです。結局1月にダウがそこそこ下げたに過ぎず、その後持ち直し今に至ります。多くの人が、アメリカ経済と世界経済が来年後退すると確信していても、ダウはなかなか下がらない。でももうタイミング的にいい所に来たような気がします。皆が思っているクラッシュと景気後退、それを当てるのは難しい。相場は本当に難しい。さてここで、日本経済のバブルの事を、日本の昔を振り返りながらお話をさせて頂きたいと思います。

戦後日本がやっと立ち直り始めた頃、田中角栄が、「日本列島改造論と所得倍増論」を唱え、オリンピックを迎えるにあたり「大開発」が次々に起き、高速道路、新幹線が建設され、「東京オリンピック」が開催された。多分誰も所得が倍になるとは思っていなかったと私は思う。日本の子供たちはアメリカ人に劣等感と憧れを持っていたが、オリンピックの日本選手の大活躍で、自信を少しづつ取り戻した。そして「大阪万博」が開催された。その後、の本の景気は勢いを増して上がり、バブルへとだんだんに向かっていった。その間例えばオイルショックなどの、様々な景気の上がり下がりはあったが、最終的にバブルを迎え、バブルの頂点には、マンハッタンのビルを全部日本が買ってしまうとまで言われた。そして花火がぱっと開くように絶頂期の中突然バブルははじけ、株価が急落し、景気が大きく後退した。日本は2000年頃から、段々と景気をが上がってきて、今またバブルへと向かっている。歴史は繰り返す。この日本のバブルの話は、アメリカで、ITバブル、住宅バブル、などの事を、グリーンスパンが言った「狂気の沙汰」が、それでは終わらずそのまま走り続け、花火が開いた今の欧米そのままの様な気がする。さて、ここで日本経済をもう一度振り返ってみると、岸首相の「所得、資産倍増論」、「オリンピック開催」、写真の築地市場跡地の大開発、虎ノ門ヒルズなどのオフィスビル、次々に建設されるタワーマンショと「大開発」。皆様気が付きましたか?ここで言いたいのは、何か昔の日本と似ているような気がする。はたして歴史は繰り返されるのか?

私は、書籍の中で皆の憧れの的になる築地跡地の大開発を中心とした、中央と城東の値上がりを書籍の中で書きました。丸の内・八重洲・銀座・築地・晴海フラッグ、素晴らしい日本の中心「大東京」が目に浮かぶ。前回の晴海フラッグの低層の応募は、200戸に対して12,000人の応募がありました。もし、どこかで欧米のクラッシュがあれば、一時的な日本の景気後退は、SKYDOUの最後の購入のチャンスなのかもしれないと個人的には思っています。今都内のあらゆる駅が開発されタワーマンションが建ち始め、その殆どのタワーの上層階が坪1,000万円以上で販売し始めました。日本はもう後には戻れない,前に進むしかない。坪280万円からのSKYDOUの完成が、万博の完成と同じ 2025年なのは、何か歴史の偶然を感じる。  

                      


【更新日】

【カテゴリー】

【タグ】